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尾内研

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井原 伸介

まぐれ当たりで院試に受かり、ONAI研究室の院生として末席を汚すこととなったアホの子です。右の写真はペットのよし夫です。ペットともども宜しくです。

あなたはサッカーの試合を御覧になりますか? サッカーを見たことがある方ならお分かりになられるでしょうが、あのスポーツは、ゲーム中、インプレイとアウトプレイとが頻繁に切り替わります。インプレイってのはボールがフィールド内にあってプレイが続行している状態、アウトプレイってのは何らかの原因でプレイが止まっている状態のことをいいます。

ぼくはサッカーを見ることがおうちに引き籠もってぐうたらすることの次くらいに好きで、暇な時間を録り貯めたサッカーの試合を見て過ごすことがよくあります。録画したサッカーを観るときには、手の届く位置にリモコンを用意しておくことが不可欠です。なぜなら、サッカーの試合は頻繁に中断されやがり、ぼくはそのたびにリモコンの「早送り」ボタンを押してやらなくてはならないからです。ああ、選手が痛がってうずくまってる。早送り。フリーキックを蹴るのでゴール前で壁を作ってる。早送り。なんか揉めに揉めて審判に詰め寄ってる。早送り。うわ危ないちょっとなにやってんだよおいあああやめてやめてやめてとめてガッデム! 手前なんだそのシュートは茂庭のくせに。怒りに燃えて裂帛の気合いから繰り出される早送り。

この作業は機械的で面倒でだるくて鬱陶しいことこの上なく、ついには人格まで荒び、ひととしての尊厳すら保ち得なくなるかのような感覚に囚われます。このような作業を人間さまが手ずからすなるなどとは蓋し奇矯の極みと云えましょう。莫迦げたことです。

そこでインプレイとアウトプレイの区別を機械にやらせようという着想が生じる訳です。予めサッカーの録画を機械に喰わせて処理させておくことで、自動的にアウトプレイのシーンを早送り、あるいは除去できればこれほど素晴らしいことはありません。そうしてしょぼいコードをいじくり回しつつ締まりのない日本語を生産した結果し、卒論として仕立て上げまして御座います。

修士で何をテーマとするかはまだ決めておりません。これから幾らかの時間を掛けて、面白そうなネタを発掘しようと考えております。

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